自律神経
夜なかなか眠れない
夜中に何回も目が覚めてしまう
食欲がわかない
何を食べても胃がもたれて気持ち悪い
何日も続く頭痛
疲れが出やすい
寝ても疲れが取れない
身体が重い感じがする
仕事中ぼーっとする
風邪をひきやすい
気分が乗らない
めまいがする
耳鳴りがする
便秘が続く
思考がマイナスになってしまう
やる気が起きない
すっきりしない
薬を飲んでも症状が治まらない
家から出たくない
ストレスがよくたまる
イライラが抜けない
楽しいと思わなくなってしまった
呼吸が浅い
息が切れやすい
パニックを起こしやすい
気候の変化に弱い
上記のいずれかに該当する場合、自律神経が失調している可能性があります。
自律神経失調症に対する当院の考え
自律神経が乱れやすい原因は筋肉の緊張と骨格の歪み、頭蓋骨の歪みから起こることがほとんどです。
筋肉の緊張は疲労が蓄積することで、老廃物が排せつできなくなり、血管を収縮します。すると筋肉は栄養が満たされないためにどんどん硬くなります。
例えば、スーパーで購入した生肉も、そのまま放っておくと硬く縮んでしまいますよね。栄養がない、老廃物を排せつできない筋肉は硬くなってしまいます。そのため、体は交感神経を働かせ無理に血管を拡張させるので、常に身体が緊張状態(力が抜けない状態)になってしまいます。
骨格の歪みは、主に日常生活や仕事での姿勢不良や重心の左右差で起こってしまいます。足をよく組む姿勢や立っているときにどちらかの足に重心を置く姿勢など皆さん身に覚えはないでしょうか。
骨格が歪むと体の使い方も変わり、正しい筋肉を使えなくなってしまいます。そのため余分にエネルギーを使ってしまい疲労が抜けなくなってしまいます。
頭蓋骨の歪みとは、体に何かしらの循環障害(コリなど)で血流が悪くなり、脳が栄養されなくなります。
脳は血液と背骨の中を通る脳脊髄液により栄養されるため、骨格の歪みでからも引き起こされます。
どんどん栄養不足になり、さらには老廃物を排せつできないと、脳はどんどんむくんできます。脳がむくむことで頭蓋骨をつないでいる縫合部に歪みが生じます。
体の要である筋肉・骨格・頭蓋骨が不調をきたすことで自律神経が乱れてしまいます。主に自律神経失調症はこのようなことから引き起こされます。
自律神経の不調を放っておくとどうなるか
自律神経失調症を放っておくと、症状は悪化し、日常性生活や社会生活がどんどん出来にくくなってきます。
症状があるために、学校にいけない、仕事に行きたくてもいけない、外に出たくないなど影響があります。
また、症状軽減のために病院に通院しても特に身体に異常はないとされるケースが多く、症状を我慢し続けたり、引きこもりになってしまったり、復帰するのに時間がかかってしまいます。
1番辛いことは周りに気づいてもらうのが難しいことです。
自分1人で解決しなければならないと、我慢してしまい、気づいたときには症状が大きくなり、施術期間が延びてしまうことも多々あるようです。
自分一人で症状を抱えこむことがないようにお願いいたします。
「いつもより症状がひどい」、「なかなか改善しない」など少しでも身体に異常を感じましたら、ぜひ当院で施術を行わせてください。
当院の自律神経に対する施術とは
当院が考える自律神経失調症に有効な施術は
①筋肉に対する施術
②骨格に対する施術
③頭蓋骨に対する施術です。
筋肉に対しての施術は、筋肉を直接ほぐす指圧や温めて循環を良くする遠赤外線電気温熱療法などがあります。
その他に、コリに直接刺激を与える鍼療法や電機の力でコリを取り除く電気療法などもあります。
骨格に対する施術は根本療法とも言われる姿勢矯正や縮んだ筋肉を戻す猫背矯正、肩甲骨の動きや胸郭の開きを出すための肩甲骨矯正、筋肉を覆っている筋膜の萎縮を軽減する筋膜リリースストレッチがあります。
頭蓋骨の歪みを矯正するのはCPC頭蓋骨矯正があります。
主にこのような施術でアプローチを行いますが、その方の症状や生活背景に合わせたオーダーメイドで施術を行うことが出来ます。
その施術を受けるとどう軽減するのか
施術を行っていくことで、まずは筋肉がどんどん柔らかくなり、身体に無理な力が入らなくなってきます。
当院で施術を受けた患者様にお伺いすると、「肩の力が抜けた」、「リラックスした」などのお声も頂けるくらい即効性もあります。
骨格に対しての施術を行うことで、筋肉の使い方、疲労の抜け具合、内臓の圧迫軽減が見込めます。こちらも施術を受けた患者様からは「楽に背筋が伸ばせる」、「呼吸がしやすい」、「体がポカポカする」などのお声をいただいております。
頭蓋骨の施術は頭蓋骨の歪みや首肩周りの緊張の軽減、脳のむくみ軽減が見込めるため、施術を受けた患者様からは、「視界が明るくなった」、「頭痛がなくなった」、「首や肩が軽くなった」、「夜ぐっすり眠ることが出来た」などのお声をいただきます。
どの施術も即効性が高く、受けたその時から効果を実感する方が多くいらっしゃいます。
更に、施術を続けていくことで、症状は安定し、生活の質の改善が見込めます。
施術頻度はどのくらいか
細胞の生まれ変わりの周期に合わせてあげると効果的です。
細胞は3カ月周期で生まれ変わるため、最低でも3カ月の期間は見てほしいです。
ただ、当院に通われている患者様は平均で6カ月で症状が安定し、そこから身体にいい状態を馴染ませるためにメンテナンス期間も設け治療を行っていくため、少し余裕を持った期間で行うことをお勧めいたします。
ペースは理想は1週間に3回以上です。なぜなら施術する時間よりもしない時間のほうが圧倒的に長いためです。施術をしていないときに身体に負担がきて症状が悪化しないように、通える方はペースを詰めて通って頂いております。
自律神経関連でよくある質問と回答①
Q.自律神経が乱れると何が起きるのですか?
A.自律神経は内臓の働きや代謝機能をコントロールするため、意思とは関係なく24時間働きます。
主に昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類があります。この2つのバランスが崩れると心身に支障をきたしてしまいます。そうなると不安や緊張感が高まり、吐き気や多汗、頭痛、肩こり、動悸、不眠など、様々な症状が見られます。また臓器にも障害を起こすこともあります。胃酸が過剰に分泌され胸やけを感じる「神経性胃炎」や、腸のぜん動運動に異常が生じる「過敏性腸症候群」などがあります。
自律神経関連でよくある質問と回答②
Q.自律神経が乱れなくする方法はありますか?
A.昔に比べ現代社会では交感神経が過剰に働く場合が多くあるため、心を鎮める副交感神経が優位に働くために意識的にリラックス状態になることが大切です。例えば気持ちが落ち着く音楽を聞いたり、ぬるま湯に浸かるなどです。また、忙しないことを避け、普段から物事を楽観的に捉えることも大切です。
その他に、生活習慣を見直したり、睡眠やカルシウム、ビタミンCなどの栄養を沢山摂ることも大切です。これらの正しいライフスタイルを毎日規則正しく行うことでも生体リズムの調子が整うと言われています。
自律神経関連でよくある質問と回答③
Q.自律神経失調症を治すためには何が必要ですか?
A.自律神経失調症を治すには、原因を特定し、自己の免疫力を高めることが重要です。また、薬に頼りすぎないことも大切です。
自律神経失調症の原因の一つとして、耳の内部の炎症が挙げられます。自律神経失調症を根本的に改善するには、隠れた原因を突き止める必要があります。
また、免疫力が低下すると症状が悪化する可能性が高いため、免疫力の向上も重要です。
薬での軽減も見込めないため薬に頼らないことも大切です。長期間症状に悩んでいる場合、薬の使用量が増えると副作用が出る可能性がありますので、自らの力で改善を目指すことが理想的です。
自律神経関連でよくある質問と回答④
Q.自律神経失調症で避けるべき食べ物はありますか?
A.自律神経失調症では、インスタント麺や揚げ物、チョコレートなど、トランス脂肪酸を多く含む食品は避けるべきです。トランス脂肪酸は身体に有害であり、摂取量が多いと神経伝達機能やホルモン分泌機能に障害を引き起こす可能性があります。脳は約60%が脂肪で構成されており、トランス脂肪酸が脳の構成要素として使われることで、自律神経失調症の症状を悪化させる可能性があります。
その他には糖分を多く含む食品もあまり良く無いと言われています。糖分を大量に摂取する事で低血糖症を引き起こしてしまいます。低血糖症は発汗・動悸や手足の震えなどの症状があるために自律神経失調症を悪化させる要因になってしまうからです。
自律神経関連でよくある質問と回答⑤
Q.お酒やタバコは悪影響ですか?
A. お酒やタバコは自律神経失調症の発症につながる可能性があります。
タバコに多く含まれるニコチンは、自律神経を刺激し交感神経を優位に働かせます。その結果、心拍数の増加や血圧の上昇を引き起こし、生活習慣病のリスクを高める可能性があります。また、タバコに含まれる発がん性物質はさまざまな症状に影響を与える可能性があります。飲酒も同様に、交感神経を刺激し、睡眠障害や認知機能の低下、うつ病のリスクを引き上げることがあります。