股関節痛
-
歩く時に股関節に痛みがある
→ふとした瞬間の痛みや、歩き出しの痛み
足が上がりにくい
→片方の足だけ上げにくい
外に開くと股関節に痛みがでる
→ストレッチをすると痛みが走る
階段の昇り降りが辛い
→痛みがあって、ゆっくりしか昇り降りが出来ない
外れるような感覚がある
→伸ばすと外れるような痛みや違和感がするなど、股関節痛でお悩みの患者様に多く見られる症状です。このようなお悩みをかかえたままにしておくと、日常生活に多く支障がでてしまいます。
-
股関節痛に対する当院の考え
当院では、股関節痛がある場合に、まず股関節だけの問題ではなく、骨盤の歪みや歩き方、骨盤まわりの筋肉との関係を指摘させていただいてます。例えば骨盤の歪みが大きかったり歩き方が悪いと、歩く際、片足への負担が大きくなり、本来なら全体で分散させるはずの、床からの力と体重の2つの力が、足の裏から膝、股関節痛へと大きくのしかかってしまいます。また筋肉が硬いと、日常生活の中で固まっている筋肉が変に伸ばされ、それを支えるために体幹と足を繋ぐ股関節へ大きく負担がかかってしまいます。これらの骨格、筋肉などの原因をしっかりと把握し、取り除かなければ、お悩みの改善は難しいと考えています。
-
股関節を放っておくとどうなるのか
股関節部の痛みや歩行時の痛みを「この程度で…」と軽くみて放っておくと、酷くて今後歩けなくなってくる可能性があります。
股関節周りの重大な問題として、変形性股関節症、大腿骨頭壊死、骨粗鬆症、関節リウマチ、いった症状になる可能性がでてきます。
一番可能性が高い変形性股関節症は、男女比較でいくと女性に多いものとなっています。その原因として、詳しいことはまだわかっていませんが、男性に比べて体重が増えやすいこと、筋力が少なくなりやすいことが関わっていると言われ、そこから骨盤の歪みで負荷のかかり変形性股関節症が起こることが多いです。 -
股関節痛の改善方法
主な改善方法としては、運動を取り入れてあげること、温めてあげることなどがあります。
股関節の周りについている筋肉を鍛えてあげることによって股関節への負担を減らし、痛みを緩和させていきます。そして、減量を行うことによって体重の負荷を減らすことも大切です。また、患部を温め血行をよくして炎症を軽減させてることによって痛みを減らします。また温めてあげることによって関節や筋肉が動かしやすくなります。
また歩行時に、杖などの装具をを使うことにより股関節にかかる負荷を軽減することができます。人によっては足の長さが違ったりする方もいるので足につける装具を使うこともあります。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛による当院の治療としては筋膜ストレッチ、骨盤剥がし、全身矯正をおすすめします。
筋膜ストレッチと骨盤剥がしは、骨盤周りにつく筋肉、足の筋肉は股関節につく筋肉が多く、その筋肉たちをストレッチしてあげることにより血行を上げてあげ、股関節周囲の筋肉も一緒に緩めていく治療です。
全身矯正は、股関節部の痛みの原因の「骨盤が歪んでそこに負荷がかかっている状態」の根本的な原因である骨盤の歪みを治して痛みの出にくい体を作っていく治療です。
おすすめとしてはこの全身矯正とストレッチを一緒に行うことにより、治りの促進、痛みの出にくい体への近道となります。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
ストレッチ、骨盤剥がし、矯正の施術をすることにより、骨盤まわりの筋肉を緩め、関節にかかる負担を軽減することや、痛みの原因とも言える、骨格の歪みをとることにより、日常生活での負担を軽減することが可能です。ただ歩くだけ、ただ座るだけで痛みがある事から、日々の生活へ支障をきたしてしまっていたお悩みは、筋肉を緩め骨格を整えることにより徐々に和らぎ、痛みからくるイライラなどの辛さが最大限なく過ごせるようになります。
-
軽減するための施術頻度は?
改善するために必要な施術頻度としては、3日に1度のペースが改善するための期間も最大限短く1番効果的です。しかし、生活背景や多くの事情により厳しい場合は長くても1週間に1度を目安に出来ることが理想的です。今まで長年の生活の中で出来た痛みや歪みを変えることは、体や頭で覚えている物を変えることと同じです。ペースが1週間以上空いてしまうと改善するための期間も伸びていってしまいます。できる限り理想的な施術頻度を目指していきましょう。