胸郭出口症候群
-
手の痺れや握力低下
肩から手にかけて様々な運動神経や感覚神経に加えて、血管への自律神経も含まれている為圧迫される事によってこの様な症状が見られます。
血管症状
血管の症状としては皮膚が白くなったり青紫色になったりします。血行障害で痛みや感覚障害などを誘発する可能性もあります。
姿勢
身体の歪みによる症状もあります。猫背や肩の内巻きなど不良姿勢が原因で症状が起きる場合もあります。
小胸筋症候群
首の前にある前斜角筋や中斜角筋などは腕を使う際に使われる筋肉です、細かい作業などをされる方は痛みや痺れが出る可能性があります。
肋鎖症候群
肋骨と鎖骨の間で神経や血管が詰まり痛みや痺れが起こります。リュックやカバンをかける際に症状が強くなります。 -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
当院では姿勢の悪さと筋肉の硬さが原因になりやすいと考えます。
姿勢が悪いとどうなるか簡単にというと猫背の状態です。猫背だと肩が内側に入り背中が丸くなります。肩に注目すると内方肩と言います。この状態は胸部分が狭くなり圧迫されます。そうすると肩に関係する関節や骨格、更に呼吸器などにも影響が出ます。その状態が長く続くと胸郭出口症候群になりやすくなります。そして筋肉の硬さも強くする状態でもあります。首周り肩周りのが硬い原因も姿勢が関係しています。そういった姿勢を改善しない限りは一度治ってもまた繰り返してしまったり、最悪の場合手術をする可能性もあります。特に繰り返す方が多いので、しっかり姿勢や筋肉の硬さにアプローチする事が大切です。それにより胸郭出口症候群の症状は取れます。 -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群を放置しておくと、約25%の方に自律神経症状がでます。自律神経症状とは、頭痛・立ちくらみ・不眠・胃腸障害・全身倦怠感などの不定愁訴をなどの事をいいます。他にも、感覚や運動を支配している「神経」や「血管」が圧迫されることによって痺れや感覚障害や手の冷えなどにつながることもあります。また、なで肩の女性や重い物を運ぶ重労働者などの方に特に影響が出てしまい、握力低下が見込まれたり、肩甲骨周囲にも痛みが誘発されます。症状が出た方は早めの対応を早急にしていきましょう!!些細なことでもご相談して頂ければと思います。
-
胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群を改善するには、日ごろから体に負担をかけない工夫が大切です。例えば姿勢や軽い運動、十分な休息や睡眠が鍵になってきます。仕事や日常の家事などを行っているときに腕のだるさや肩こりを感じたら、無理して終わらせようとせずにひとまず休憩しましょう。疲れたときに痺れなどが出る人は特に気をつけなければなりません。
あとはお風呂をシャワーで済ませるのではなく、湯船に浸かり体をしっかりと温めてあげましょう。このくらい些細なことでも血行が促進します。血行が良くなることによって筋肉も柔らかくなり、凝りや疲労感などは軽減されます。 -
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群に対する当院の治療メニューとしては骨格矯正、猫背矯正、頭蓋骨矯正の三つをお勧めいたします。骨格矯正はまず、胸郭出口症候群で1番原因と言われる骨格の問題を解決します。歪んだ骨格は歪んだ姿勢を作りますのでそういった骨格の問題を根本的に直していきます。猫背矯正は、当院では別名で筋肉矯正と言われており、首肩の筋肉が固まって神経を圧迫し痺れを引き起こしているためその神経を圧迫している筋肉の血液の循環をあげてあげることによって圧迫している筋肉を緩めていきます。頭蓋骨矯正も猫背矯正と同様に首周りの筋肉を緩めて痺れやコリを取り除きます。
その施術を受けるとどう楽になるのか
当院のオススメ治療は猫背矯正と頭蓋骨矯正と姿勢矯正になっております。胸郭出口症候群の主な原因は筋肉の硬さとその原因である姿勢にあります。
どの治療も症状に特化した治療となっております、猫背矯正に関しては、内包方や内巻きになってしまった肩を元の位置に戻し肩周りにある筋肉の負担を減らします。姿勢矯正では肩甲骨やその周りの背骨それを支えている骨盤を正しい位置に戻します。正しい位置に戻す事によって筋肉にかかる負担が落ち症状が軽減されていきます。頭蓋骨矯正では首周りの筋肉を緩めます。頭は大体ボーリングの球一個分と言われています。それをずっと支えてる首に対する負担はとても大きいです。などで首周り肩の硬さを取る専門的な治療になっており、硬さが取れ血液の循環も良くなり、不眠や頭痛解消なども期待できます。
改善するために必要な施術頻度は?
プライベートなど忙しいとは思いますが、感覚は空けずにご来院して頂ければと思います。それは、症状によって治療プランは説明させて頂きますので1度お身体を見させて頂ければと思います。何よりも早く治療をし、その後の予防と保存療法が大切になってきます。
症状を悪化させるような上肢を上にあげた状態での仕事や、重い物を持ち上げるような運動や労働、リュックサックで重いもの担ぐことは避けるように指導させていただきます。
症状が軽度の時は、腕やつけ根の肩甲骨を吊り上げている僧帽筋や肩甲挙筋の強化訓練を行なわせ、安静時も肩を少しすくめたような肢位をとって頂きます。