片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
最近このような症状で悩んではいませんか?
キラキラした光、ギザギザの光(閃輝暗点)などといった症状が出た後に頭痛が出ることが多くなった。
片側の拍動性頭痛が出ることが多くなった。
ワインなどの刺激物を食事で取った後に、高い確率で頭痛が出ることが多くなった。
階段の昇降など日常的な運動により頭痛が増悪する場合が多くなった。
疲れていた場合や睡眠不足といった場合に頭痛が強く出やすく、また、頭痛が出た時は、感覚過敏となって、普段は気にならないような光、音、においを不快に感じる方が多い。
いろいろと有りますが、これらの場合は片頭痛の可能性が高いです。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛について知っておくべきことをご説明します。
1. 頭痛が出やすい場合
頭痛が出やすい状況として、精神的ストレスが大きくかかっているときや、疲労が溜まっているときが挙げられます。統計データでも、これらの要因が頭痛の誘因として確認されています。
2. 片頭痛と他の頭痛の鑑別について
鑑別のポイントとして、激しい痛みを伴う場合や、意識障害、言語機能の障害が見られる場合は、脳血管疾患の可能性があるため注意が必要です。
3. 注意すべき食べ物
片頭痛の発症リスクを高める可能性のある刺激物は、なるべく控えることが推奨されています。刺激物は血管に影響を与えるため、片頭痛が起こりやすい方は摂りすぎに注意するほうが良いとされています。
症状の現れ方は?
症状の現れ方についてご説明します。
1. 片頭痛が出る前兆について
片頭痛が出る前に、キラキラした光やギザギザの光(閃輝暗点)といった特徴的な視覚症状が現れ、その後に頭痛が発生することが多いとされています。この症状は片頭痛特有のもので、他の頭痛との鑑別において重要な特徴です。
2. 統計データから見える片頭痛の前兆
統計データによると、片頭痛が現れる方の5人に1人(20%)が特徴的な前兆を経験していることが分かっています。例としては、気分がすぐれない、あくびを繰り返すなどの症状が多いと言われています。
この項目で挙げた症状は一例ですが、頭痛に加えてこれらの症状が出ている場合は、片頭痛の可能性が高いと考えられます。
その他の原因は?
その他の原因についても説明していきます。代表的なものとして、以下の3つが挙げられます。
1. ストレス
ストレスは他の疾患においても原因として知られていますが、片頭痛にとっても大きなリスクファクターの1つとされています。
2. カフェインなどの刺激物の摂取過多
カフェインの摂りすぎによって片頭痛が引き起こされる場合もあります。カフェインは血管に対する刺激が強いため、特にエナジードリンクを常用している場合には片頭痛のリスクが高まる可能性があるといわれています。
3. 首から肩にかけての筋肉の硬直
首から肩にかけての筋肉が硬くなっている場合も、片頭痛を引き起こす要因となることがあります。これは血行不良などによって脳の血管に刺激が加わり、それが片頭痛の引き金となるためです。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛を放置するとどうなるかについて説明していきます。いくつかの問題が考えられますが、代表的なものを2点挙げて説明します。
1. 片頭痛の発生頻度が高まる
片頭痛を放置すると、その発生頻度が高まることが統計的なデータから明らかにされています。要因としては、筋肉や血管に対するダメージが蓄積していき、そのダメージが限界を超えると片頭痛が発生しやすくなると考えられています。従来よりも少ないダメージでも片頭痛が発生するようになる場合があるのです。
2. 日常生活への負担
片頭痛がいつ発生するかわからないため、無意識に原因となるものや行動を避けようとし、日常生活に負担がかかることも考えられます。
この2点が片頭痛を放置した場合の主なリスクといえます。
当院の施術方法について
施術方法について説明します。これまでの項目で説明してきた通り、整骨院で施術可能と判断した片頭痛の場合、一番症状の軽減が期待できる方法として鍼施術が有効と考えられます。その理由について、2点に絞って説明します。
1. 筋肉の緊張や血管へのアプローチ
鍼を施すことにより、筋肉の緊張や血管に対してアプローチを行うことができ、片頭痛の発生頻度を減少させることができるという統計学的データが得られています。
2. 体質変化による片頭痛の頻度軽減
鍼施術を継続して行うことにより、体の体質が変化することができます。その結果、環境の変化などによって片頭痛が起きやすい方に対して、片頭痛の発生頻度を減少させる効果が期待できるとされています。
改善していく上でのポイント
片頭痛を軽減するためのポイントについて説明します。
まずは、この片頭痛が今までの項目で説明したどのタイプに該当するのかを、一度専門の病院で詳しく検査を行い、整骨院で対応可能な片頭痛かどうかを鑑別することが理想的です。なぜなら、脳の器質的な問題が原因で片頭痛が起こっている場合があるためです。
その結果、整骨院で対応可能な場合には、施術を行っていきます。日常生活でのポイントとしては、なるべくストレスを溜めないようにすること、どのような時に片頭痛が起きたのかを記録しておくこと、そして症状が現れる前に予防的に薬を使用することが理想的です。