悩みタイトル

腰痛・痛みが3ヶ月以上も蔓延し、痛みによって日常生活が制限されている
進行性の下肢の麻痺がある
最近、排便、排尿が上手くできない
片方の足だけが痛みがある
急性の激しい痛みがある
腰痛だけではなく下肢の方まで響くような痛みを感じる
性器の痛みを感じる
前屈の姿勢になった時や椅子に座った時に痛みが強まる傾向にある、感覚が鈍くなったと感じる
膝や足に力が入りにくくなり歩きにくく感じるようになった
クシャミや咳をすると激痛が走る
よくトイレに行くようになった
お尻から太ももにかけての痛みが気になる

ヘルニアに対する当院の考え

椎間の間には椎間板というものがあります。
そして、椎間板の真ん中には髄核というゼリーの様な柔らかい繊維があります。そしてそれを包むように線維輪という頑丈な組織が取り巻いてます。 椎骨の前方の1番大きな椎体と椎体の間が椎間板のスペースとなります。若い人の椎間板は約80パーセントがなんと水分から出来てます。 そして、弾力性が高いです。腰を前後左右に曲げ伸ばししたり、捻ったりする度に形を変化し、立った姿勢になると元の形に戻るという性質があります。

例えば低反発のマットレスのような素材と考えてください。
この様にして椎間板は、椎骨同士が接触してすり減ったり損傷しないように椎骨と椎骨の間に挟まって衝撃を吸収し、背骨全体として動きをスムーズにしてくれるのです。 しかし、椎間板に極端に強い力がかかってしまうと内圧に異常に高まり、中の髄核が脱出してしまいます。 それは年齢を重ねるほど脱出しやすいのです。脱出した椎間板が周囲の神経を刺激し、痛みを生むのが椎間板ヘルニアです。

ヘルニアを放っておくとどうなるのか

椎間板ヘルニアの症状は、慢性の経過を辿ることが多いいと報告があります。
またなかには自然に治ってしまうということもあります。それは、ヘルニアが身体に自然吸収されることがあるからです。
ただ大体が数ヶ月で自然に小さくなっていき、それに伴い症状の方も軽減していきます。 椎間板のヘルニアが完全に戻らなくても神経に触れないくらいに小さくなったりすれば痛みも和らぎます。
ただし、症状が長く続いている場合(3ヶ月以上のものとする)や、症状が短期間であるが激痛でシビレが強いままのものもあります。

根本的には一度椎間板ヘルニアを起こした椎間板が元通りに修復・再生することはありません。しかし脱出した椎間板ヘルニアが縮小もしくは消失することはあります。 大体3ヶ月から6ヶ月程で上記のように自然に症状は軽減していくとの事です。

当院のヘルニアに対する施術とは

椎間板ヘルニアの解消には、薬物療法・装具療法・運動療法・神経ブロックからなる保存療法と、ヘルニアの摘出手術・脊椎固定術からなる手術療法の大きくわけて2つになります。
薬物療法は、腰痛や坐骨神経痛など症状に合わせてクスリを選択します。非ステロイド性消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、抗うつ薬、抗不安薬、オピオイドなどで痛みを抑えていきます。

装具療法は、急性期にコルセットで体幹を固定して症状を出にくくする。しかし長期の装着はNG。

運動療法は、急性期の後、症状の軽減や再発防止のために行います。ストレッチ、筋力トレーニングで、腰周りの筋肉をほぐしたり、背骨を支える筋肉を鍛えたりします。

神経ブロックは、痛み止めの効果がない時に、硬膜外ブロックをしたり、それでも不十分な場合に神経根ブロックをしたりします。

手術療法は、排尿障害やマヒがある場合、保存療法を、3ヶ月かけても症状が軽減しない時に行います。ヘルニア摘出術や脊椎固定術があります。

また、当院の自費メニューからこの症状に適した治療法は、身体の骨格をただし位置にすることで、根本的に出にくい体にする為の骨盤矯正、身体の柔軟性の強化を行う筋膜ストレッチ、身体の金力特に、体幹部の強化に適したEMS療法が良いです。

その施術を受けるとどう軽減するのか

まず、指圧を受けるとこにより身体の全体の硬くなってしまっている筋肉自体の柔らかさや血流の向上が見込めます。
血流が良くなることにより、血流低下により老廃物が溜まって神経などが圧迫されてた部分が、血流が上がり老廃物が流れていきます。 最低限の筋肉の柔らかさが出てきます。 ただ、筋肉が柔らかくなったとしても一時的なものです。

骨格などの歪みがあるとまた筋肉は日頃の仕事や生活、悪い姿勢などのストレスで固くなってしまいます。 根本的に解消していくのであれば骨盤矯正を勧めます。骨盤を正しい位置にする事により、ストレスなどにも耐える体づくりをします。 また、急性期が終わったあとは筋肉の柔軟性が大切になってきます。その為にはストレッチが必要です。 ただストレッチをしても筋肉を、取り巻いている筋膜が固ければその中にある筋肉は柔らかくなりません。 なので筋膜ストレッチがお勧めです。一人でやるストレッチより、筋肉の事を熟知している先生とのパーソナルストレッチをする事によりより筋膜部分の柔軟性があげられます。 またストレッチすることにより血流の促進にも期待ができます。

最後に背骨、体を支える筋肉が必要となってくるので、まず体幹の筋肉強化が必要となってくるのでEMS療法が必要です。体幹の筋肉はインナーマッスルと言われます。 インナーマッスルは筋トレではなかなか鍛えることの難しい筋肉です。インナーマッスルを鍛えるので知られているのがヨガですが、ヨガは大体インナーマッスルが完成するのに3年かかると言われています。 しかしEMSは効果が実感されるのに1年くらいと短いです。そして、寝てるだけで鍛えられるという簡単なのでヘルニアで筋トレするのが怖いと感じる患者様にも安心して受けて頂けます。

施術頻度はどのくらいか

週に理想は3回のペースで、安定してくるまで最低限6ヶ月から1年以上を見て欲しいです。
ヘルニアに関しては、急性期を過ぎるとほとんどが症状が軽減していきます。ただそこで施術をやめてしまうとまた筋肉が固くなり、血流が悪くなり痛みにつながってしまいます。
なので最低限は指圧の施術は受けて欲しいです。矯正は変化が現れるのが大体平均的に3ヶ月で、骨盤が安定してくるのが最低限6ヶ月です。 ただより健康状態に持っていくためにはそれ以上の期間が必要となってきます。筋膜ストレッチについても同様のことが言えます。 まずは筋膜を緩ませることが必要になってくるのでペースは同じで期間も上記と同様です。

EMSは大体1年を見てください。ただ、インナーマッスルは筋力トレーニングのようなアウターマッスルのようにやめてしまうと元に戻ってしまうということが低い施術です。 なぜなら、インナーマッスルは姿勢などが正しくなると自分の普段の生活での動きなどで自然に筋力トレーニングが出来るようになっていきます。 なのでインナーマッスルに関しては1度鍛えると元に戻りにくいのです。また矯正施術と、合わせて行うことによりより相乗効果が生まれるので併用して施術をすると良いです。