悩みタイトル

Q1.帯状疱疹の原因となるウイルスは?

A1. 水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となります。

日本人の成人の90%以上は体内にこのウイルスが潜伏しているといわれています。
このウイルスはヘルペスウイルスの一種となっています。

Q2.なんで帯状疱疹が起きるのか?

A2. 水疱瘡と同じウイルスが原因で起こりえますが、形を変えて発症するのが帯状疱疹となっています。

通常であれば、免疫の働きによって抑え込まれている為、帯状疱疹は発症しづらいモノになりますが、加齢や病気といった体内の免疫力を低下させる要因の重なりでウイルスが再活性化し、炎症が起き帯状疱疹を発症するといわれています。

Q3. どんな症状が出ますか?

A3.主に皮膚症状が見られます。

初めに小さな赤い斑点等が数個集まり、次第に水ぶくれへと変わっていき、その後黒ずんだ色や黄色の膿疱になり数日で潰れ、ただれのようになります。
皮膚症状に関しては、一般的に2週間~1ヵ月程度で治癒するといわれています。

Q4.痛みはありますか?

A4.皮膚症状として赤い斑点が出現する前に前駆痛が数日~1週間程度続くと言われています。刺すような痛みの他にビリビリとした痛みや重苦しい痛み等があるとも言われています。

Q5.後遺症は残りますか?

A5.主に帯状疱疹後神経痛があります。

ウイルスによって傷付けられた神経が過剰に興奮し、痛覚過敏や軽刺激でも痛みに感じる病気です。痛みの種類は様々ですが日常生活に影響が出る事もあります。

帯状疱疹後に対する当院の考え

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスによって引き起こされる皮膚の疾患です。
この疾患は、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが、しばしば帯状に皮膚上に現れることが特徴です。

症状は通常、上半身に発生し、特に目の周りにも及ぶことがあります。

初期段階では痛みが先行し、その後に皮膚症状が現れます。痛みはピリピリと刺すようなものから激しいものまでさまざまです。

多くの場合、皮膚症状が軽減すれば痛みも和らぎますが、神経への影響が残ることがあり、これが帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれるものです。PHNは合併症として現れ、痛みが持続することがあります。

また、帯状疱疹の発症部位によっては、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあるため、帯状疱疹は軽視すべきでない疾患とされています。

帯状疱疹後を放っておくとどうなるのか

帯状疱疹は、顔面に症状が現れることがあるため、目の症状として角膜炎や結膜炎、ぶどう膜炎などの合併症を引き起こすことがあります。これが重症化すると、視力低下や失明につながる可能性があるのです。

また、顔面神経麻痺や耳部の帯状疱疹が特徴的な「ラムゼイ・ハント症候群」と呼ばれる状態もあります。この症候群により、耳の神経に影響を及ぼし、耳鳴りや難聴などの症状が生じることがあります。

以上のように、帯状疱疹はさまざまな合併症を引き起こす可能性があるため、できるだけ早めの施術が大切です。適切な処置を受けることで、合併症の進行を防ぐことができ、予後を軽減できる場合もありますので、早めに受診なさってください。

帯状疱疹後の軽減方法

帯状疱疹の施術方法には、抗ウイルス薬を使用することが一般的です。
抗ウイルス薬は、水痘や帯状疱疹ウイルスが活性化し、増殖している段階でウイルスのDNA合成を妨げる効果があります。

症状が軽度または中程度の場合には、内服薬の抗ウイルス薬が施術に使用されます。
また、ごく軽度の症状や既にウイルスの活性化が抑えられている場合には、抗ウイルス薬の塗り薬も選択肢に含まれます。

一方、症状が重度であるか、免疫力が低下している場合には、入院や抗ウイルス薬の点滴が必要とされることもあります。夜間に強い痛みが続く場合には、神経ブロックと呼ばれる施術も行われることがあります。

帯状疱疹後の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

当院では、血流改善プログラムという施術がございます。

帯状疱疹自体には皮膚の痛みやかゆみがあるため、触れることは難しいですが、周囲の組織を保護するためにお肌のケアと血流を良くすることが必要です。
血流が良くなると指先や足先など末端まで温まり、特に50歳以上の方に起きやすい二次的な問題を防ぐのに役立ちます。

また、鍼灸施術や他のアプローチ方法も提供しておりますので、お悩みの方はどんな些細なことでもお気軽にご相談いただければと思います。どうぞお気軽にお問い合わせください。

その施術を受けるとどう楽になるのか

血流改善プログラムの施術では、塗布されたクリームの成分が空気や皮膚と触れ合うことで一酸化窒素を生成し、これが体内で血管を拡張させる作用があると言われています。

実際に施術を受けた患者様からは、朝起きた際に足先が冷たくなかったり、「ぽかぽか」とした手足の感覚を実感されたというお声を多くいただいております。

帯状疱疹の場合、抗ウイルス薬が主要な施術とされていますが、他の部位における施術方法にも注目することが大切です。

さまざまなアプローチ方法をご提供させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

軽減するために必要な施術頻度は?

帯状疱疹は一度発症すると、二度や三度と再発することがあると言われています。
再発時には、初めに発症した部位とは異なる部位に現れることが一般的です。
抗ウイルス薬は通常、2日ほど経過しないと効果が現れないことがあります。

施術を開始すると、多くの場合、1週間ほどで皮膚の赤みや水ぶくれが少し落ち着き、その後かさぶたが形成され、約3週間ほどで症状が収まると言われています。
そのため、最短で効果を実感するためには、1週間に2回ほどの施術が必要となります。